利用当初、車いすと肩の装具着用し、歩行は4点杖と金属支柱付きの短下肢装具を使用していました。何をしていいのか全く分からず希望を持つこともつらい状態からとても前向きになり、いつか会社へ復帰する日を夢見るようになりました。


私も無理だと思っていた外出も「やってみましょう！」「できますよ！」と背中を押してくださったおかげで実現できて私もどこか忘れてしまっていた挑戦の気持ちに気づかされました。できないことなんてないんです。(奥様より)


鍼灸では日々の体調によって治療方法を変えてくださり最近は良質な睡眠をとれるようになりましたし、リハビリでは動作を細かく分析してくださりトレーニングの度に動作が変わるのがとても楽しみでした。

最後のトレーニングは主人が好きだった筋トレをしっかりやってくださり久しぶりにあんな必死な姿も見ましたしすごい汗の量でした。


ホワイトデーが間近になり奥様へ「クッキーを買いたい」とご本人様よりご希望があり、発症後初めてデパートにもいかれました。もちろん装具や杖を使用しての外出となりましたが「意外とできた、奥様に喜んでもらえた」とご満足の本人様と笑顔の奥様。お買い物後はお好きだった坦々麺を召し上がられ、久しぶりのデートを楽しまれたようでした。

最近ではお茶を注文される際に奥様の分までご注文されるようになり、「当たり前にできてたことが最近またできるようになってくれてうれしい」と。外出をきっかけに週末はお二人でお出かけされることも増え、笑顔が増えました。今後は京都・大阪へ旅行に行き会社の皆様に会いに行くことを目標とされています。